チェック・ベット・コール・レイズ・フォールドの使い分け
自分の番にえらべる5つの行動を、いつ使えるのか・何のために使うのかで整理したよ。迷ったときの考え方と、初心者がやりがちな使い方のくせも。
ポーカーで自分の番が来たとき、えらべる行動は5つしかないよ。チェック・ベット・コール・レイズ・フォールド。ただし、いつでも5つ全部からえらべるわけではなくて、「その時点でだれかがチップを出しているか」で、えらべるものが変わるんだ。ここでは、それぞれの意味と使いどころを整理してみよう。
まず2つの場面に分けよう
まだだれもチップを出していないとき
この場面でえらべるのは、チェックかベットだよ(フォールドもできるけれど、ただで次が見られるのにおりる理由はほとんどない)。
だれかがチップを出したあと
ベットやレイズが入ったあとは、コール・レイズ・フォールドの3つになる。チェックはもうできないよ。
この「2つの場面」を意識するだけで、ボタンの意味がぐっとわかりやすくなるはず。
それぞれの行動
チェック ─ ただで様子を見る
チップを出さずに、次の人へ番をまわすこと。「いまはまだ何もしないよ」という合図だね。全員がチェックしたら、そのまま次のカードが開く。強くも弱くもない手で、ただで次のカードを見たいときに使うよ。
ベット ─ 最初にチップを出す
まだだれも出していないときに、自分から最初にチップを出すこと。目的は大きく2つ。強い手でチップをもらいにいく(相手にコールしてほしい)か、相手をおろしにいく(ブラフ)かだよ。
コール ─ 同じ額でついていく
前の人が出した額と同じだけ出して、勝負を続けること。「まだ勝負したいけれど、自分から大きくはしたくない」ときにえらぶよ。
レイズ ─ 上乗せする
前の人より多く出して、賭け額を上げること。多くのルールでは、レイズは少なくとも前のベット(またはレイズ)の上げ幅ぶん上乗せする必要があるよ。たとえば相手が100ベットしたら、レイズは合計200以上から。レイズには、強い手でポットを大きくする働きと、相手にプレッシャーをかける働きがあるんだ。
フォールド ─ おりる
そのハンドから抜けること。それまでに出したチップは戻らないけれど、それ以上へることもない。「負けている」と思ったら、早めのフォールドがいちばんの節約になるよ。
迷ったときの考え方
行動に迷ったら、次の順番で考えてみよう。
- 自分の手は、相手より強そう? 強そうなら、ベットやレイズでチップをもらいにいく。
- まだ決められない? ただで見られるならチェック。払う額が小さくて、当たれば大きく勝てそうならコール。
- 負けていそう? 払う額に見合わないなら、フォールド。
コールが割に合うかどうかは、払う額とポットの大きさで計算できるよ。くわしくは「「必要な勝率」とポットオッズを算数で」で説明しているね。
初心者がやりがちなくせ
なんでもコールしてしまう
「おりるのはもったいない」と、ついコールを重ねてしまうのは、いちばんよくあるくせだよ。コールは自分から勝ちにいく行動ではないので、相手がおりてくれる可能性がゼロ。弱い手でコールを続けると、チップが少しずつへっていくんだ。
強い手でもチェックだけ
強い役ができたのに、こわくてチェックばかり。これだと、相手からもらえたはずのチップを取りのがしてしまう。強いときこそ、相手がコールしやすい額をベットしてみよう。この考え方をバリューベットとよぶよ。
金額を考えずにベットする
ベットの額は、ポットの大きさとの割合で考えるとわかりやすいよ。ポットの半分〜同じくらいが基本。小さすぎても大きすぎても、相手に意図が伝わりにくくなるんだ。
まとめ
- だれも出していない → チェックかベット
- だれかが出した → コール・レイズ・フォールド
- ベットとレイズは「前に出る」、チェックとコールは「様子を見る」、フォールドは「守る」
ゆるポカで友だちと「いっしょに練習」をえらぶと、コーチがその場でどの行動がよさそうかを教えてくれるよ。