テキサスホールデムってどんなゲーム?
いちばん遊ばれているポーカー「テキサスホールデム」のしくみを、はじめての人向けにまとめたよ。カードの配りかた、勝ちかた、1回の勝負の流れまで。
テキサスホールデムは、世界でいちばん遊ばれているポーカーだよ。テレビや動画で見る大会も、ほとんどがこのルール。むずかしそうに見えるけれど、しくみはとてもシンプルなんだ。この記事では、はじめて遊ぶ人が「とりあえず卓にすわれる」ところまでを、順番に説明するね。
ゲームのゴールは「チップをふやすこと」
ポーカーは、チップを取りあうゲームだよ。1回の勝負(これをハンドとよぶよ)に勝つと、まん中に集まったチップの山(ポット)をぜんぶもらえる。
大事なのは、1回ごとの勝ち負けよりも、遊びおわったときにチップがふえているかどうか。負けそうな勝負から早めに手を引いて、勝てそうな勝負でしっかりもらう。これをくり返すのが、ポーカーの基本の考えかただよ。
カードは「自分の2まい」と「みんなの5まい」
テキサスホールデムでは、ひとりに2まいずつ、自分だけが見られるカードが配られるよ。これを手札(ハンド、ホールカードともいう)とよぶ。
それとは別に、テーブルのまん中に場のカード(コミュニティカード)が最大5まい、表向きで並ぶ。場のカードはみんなで使える共有のカードだよ。
勝負のときは、自分の手札2まいと場の5まい、あわせて7まいの中から、いちばん強くなる5まいをえらんで「役」をつくる。手札を2まいとも使ってもいいし、1まいだけでも、ぜんぶ場のカードでもかまわないよ。
勝ちかたは2つある
ハンドに勝つ方法は、じつは2つあるんだ。
- さいごまで残って、いちばん強い役を見せる。 これをショーダウンとよぶよ。
- ほかの人がみんなおりる。 自分以外の全員が「この勝負はやめておく」とフォールドしたら、その時点で勝ち。カードを見せる必要もないよ。
2つめがあるから、ポーカーは弱い手でも勝てることがある。逆に、強い手を持っていても、相手がすぐおりてしまえば、もらえるチップは少なくなる。この「かけひき」が、ポーカーのいちばんおもしろいところだよ。
1回の勝負の流れ
1回のハンドは、だいたいこんな順番で進むよ。
- ブラインドを出す。 まん中が空っぽだと勝ってももらえるものがないので、毎回2人が先に参加料を出す。少ないほうがスモールブラインド、多いほうがビッグブラインドだよ。
- 手札が2まい配られる。 ここで1回目の「つづける? おりる?」を決める。これをプリフロップとよぶ。
- 場のカードが3まい開く。 これがフロップ。ここで2回目の判断。
- 場のカードが1まいふえる。 これがターン。3回目の判断。
- さいごの1まいが開く。 これがリバー。4回目の判断。
- 残った人で役をくらべる。 これがショーダウン。いちばん強い役の人がポットをもらう。
場のカードは「3まい → 1まい → 1まい」とふえていく、とおぼえておけばだいじょうぶ。名前はあとから自然におぼえられるよ。
自分の番にできること
自分の番が来たら、えらべる行動は次のどれかだよ。
- チェック ─ チップを出さずに、次の人へ番をまわす。まだだれもチップを出していないときだけできるよ。
- ベット ─ 最初にチップを出す。
- コール ─ 前の人が出したのと同じ額を出して、ついていく。
- レイズ ─ 前の人より多く出して、上乗せする。
- フォールド ─ その勝負からおりる。それまでに出したチップは戻ってこないけれど、それ以上へることもないよ。
ベットとレイズは「チップを出して前に出る」行動、チェックとコールは「様子を見る・ついていく」行動、フォールドは「守る」行動、と考えるとわかりやすいよ。
はじめての人がおぼえておきたい3つのこと
- ぜんぶの勝負に出なくていい。 弱い手で無理をすると、チップはどんどんへってしまう。おりて守ったチップは、次のいい手のときに使えるよ。
- 役は下から少しずつおぼえればいい。 実際の勝負は、ワンペアやツーペアで決まることがいちばん多いんだ。
- 1回負けてもおわりじゃない。 ポーカーは何回も遊んで、トータルでふやすゲーム。1回の結果で落ちこまなくていいよ。
ゆるポカで練習してみよう
ルールは、読むより遊んだほうがずっと早く身につくよ。ゆるポカでは、友だちと部屋をつくって対戦できて、「いっしょに練習」をえらぶとコーチが「なぜそうするのか」を教えてくれる。まずは「1回の勝負の流れ」で流れを確かめて、次に「役の強さ一覧と おぼえかた」で役の順番をおぼえてみてね。